問題解決や知性に関係する能力の底上げには、
抽象度とゲシュタルト能力を上げるトレーニングがかかせません。

『タイムワークアウトトレーニング』
目の前にある物質(例えばお茶)を、
ただ単に「目の前にあるお茶」として認識するのではなく、
過去に飲んだことのある、これからも飲む、世界中にあるお茶として認識をします。

最低3種類〜5種類、お茶についての体験を、
五感をフルに使って思い出してみましょう。

1種類の体験につき2〜3分を使って、
なるべく詳細に思い出すと効果的です。

そして目の前にある1つのお茶を見た瞬間に、
3〜5つのお茶の記憶をリアルに思いだせるようにするのです。
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この時点ではまだ、
記憶に結びついたお茶の認識でしかありません。
視点を上げるには、
記憶から切り離す必要があるので、
慣れるまではEMDRをおこないます。
慣れてくればEMDRをおこなわずに、
過去の情報を、
記憶から切り離す事ができるようになります。

抽象度やゲシュタルト能力が上がると、
想像も絶するほど良い事が起こります。
いろいろな目の前のものを使って、
トレーニングをしてみましょう。


EMDRとは、
Eye Movement Desensitization and Reprocessingという実際にトラウマ治療に使われている技術で、
顔の前で3回ほど指を左右に動かして目で追うという方法です。
海馬の情報処理を活発化させることにより、
情報の整理がされて視点が上がります。
様々な応用法がありますが、
情報過多になり疲れた時にも効果を発揮します。